一口に慰謝料請求とは言っても、様々な要因が重なってなかなか話し合いが進められない可能性があります。夫婦で話し合った方が多くの慰謝料が請求出来るとはいえ、いつまで経っても終わらないようではお互いに負担になり得ます。そこで、相手に慰謝料を請求する為のポイントを慰謝料弁護士がご説明します。

話し合いで決まらないなら調停を行う!

もしも夫婦だけでの話し合いがなかなか上手く進まなかった場合、調停を行うという選択肢があります。調停は公平な第三者である調停委員が間に入って話し合うものであり、様々なメリットがあります。
まず、一つのメリットとして挙げられるのが、調停委員が間に入ることで冷静な話し合いが出来るようになることです。夫婦だけで話し合うと、お互いに譲れないことがあっていつまで経っても解決しないようなことも、調停委員が上手く話を勧めてくれます。お互いの言い分を加味した上で、解決案を提案してくれる為、早急に解決出来ることもあります。また、調停が成立したことによって、調停調書が作成されます。この調停調書があることで、相手が慰謝料を支払わなくても支払いを強制執行することが出来ます。

慰謝料が高くなるのには理由がある?

調停を行い、調停調書が作成されることで強制的に慰謝料を支払わせる強制執行が出来ますが、その強制執行を行うには様々な手続きが必要になります。その手続きが面倒だと思う場合、裁判所から相手に慰謝料を支払うように勧告することが出来ます。調停が成立していれば無料で裁判所が勧告してくれる為、非常に効果があります。
慰謝料を多く請求する為には様々な要因が関係してきますが、婚姻期間が長ければ長いほど相手にショックを与えたということになるので金額が高くなりやすいです。それ以外にも相手の経済力や地位が高いかどうか、どれだけ精神的、肉体的に苦痛を受けたかなど多くの要因が加味されることになります。しかし、相手に経済力がなかったり自分にも非があったりすると金額が低くなる可能性があります。

調停は自分だけでも行える!

調停を行うことになった時、自分一人だけの力だけで有利に進めることが出来るのかと不安に思うこともあるでしょうが、調停を行うにあたって自分に知識がなくても安心出来る仕組みになっています。そもそも調停の仕組みは誰でも分かりやすいようになっており、家庭裁判所に相談すれば親切に教えてくれるでしょう。調停は所謂夫婦間の話し合いの延長のようなものなので、そこまで難しいことを考えなくても大丈夫です。
しかし、ここで慰謝料弁護士を雇ったからといって必ずしも話し合いが有利に進められるとは限りません。調停での話し合いにおいて法律的な話はあまり関係なく、いくら慰謝料弁護士を雇っていたとしても慰謝料を高く請求出来るわけではないことに注意しましょう。